「著作権セミナー 知財でポン!」を開催しました。

1月23日(木)、アクロス福岡にて障がいのある人たちの表現活動から生まれた作品を適切に活用していくことを目的とした著作権のセミナーを開催しました。

当センターは、国が実施している障害者芸術文化活動普及支援事業として、2020年から福岡県内各地で障がいのある人たちの芸術活動にまつわる様々な活動を行なっています。

今回は著作権をテーマに、たんぽぽの家の後安さんをお招きし知的財産権に関わる事例紹介、「知財でポン!」を使用したワークショップを行なっていただきました。

参加者は福祉関係者、アート関係者をはじめ、デザイナー、創作を中心で行なっている事業所の利用者など実際のクリエイターの方もいらっしゃっていました。

自己紹介をふまえ、今回参加した理由を参加者の皆さんから伺ったところ…

・利用者が参加したいということで付き添いできたが、自分も興味がある
・地元でアート活動をしているが、苦手分野なので参加した
・陶芸作家生まれた作品をどのように大切に扱えばいいか学びたい
・作品を作る際に著作権が発生するとなった時に何に気をつけてどの程度の表現をすればいいか知りたい
・難しい知財のことを軽い感じで学べそうでいいなと思って参加した

などさまざまな意見が聞かれました。皆さん共通して著作権に対して難しいイメージがあるようでした。

その後、後安さんの講義がスタート。

著作権に関する基礎知識から、揉め事になりがちなQ&Aなど具体的な事例を挙げ、丁寧にわかりやすく説明をしていただきました。

後半は「知財でポン!」を使ったワークショップ。

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それぞれのグループで意見を交わしながら非常に和気藹々とゲームが進みました。
また、ゲームを通して感じたこと、発見が多く、自然とグループ間で気づきの共有を行なっていました。

参加後の皆さまからは…

・とても理解しやすかったです。ゲームもすごく良く出来ていて感動しました。
・著作権は守らなかったら罰があるというイメージがあったけれど、文化の発展のために保護しながら広めるという視点が目から鱗でした。
・ざっくばらんに意見交換できて和やかでよかったです。それぞれの感じ方、考え方がわかってよかった。

等、それぞれの立場から感想をいただきました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
引き続き、学びと交流の場を作り続けていきたいと思います。