当法人では、令和2年度より、福岡県から「福岡県障がい者文化芸術活動支援センター(FACT)」の運営を受託しており、独自の事業を展開しながら、障がいのある人の文化芸術活動の推進に取り組んでいます。
昨年度から、障がい者アートの側からアプローチすべく、学校現場に芸術家を派遣する「アウトリーチ(芸術家派遣)事業」を実施しております。児童生徒に対して、普段触れることの少ない障がい者アートを体験する機会や多様な人々との交流の機会を提供することで、豊かな感性を養うとともに、障がい者の文化芸術活動に関心を持ってもらえるよう、校内における授業や行事で本事業の活用をしていただければと思います。
当事業では、下記の二つのパターンで行っています。
・プロのアーティストを派遣(特別支援学校、特別支援学級向け)
・プロのアーティストと障がいのあるアーティストを派遣(主に普通学級向け)
学校に希望形態と希望ジャンル(ダンス/絵画/音楽/演劇/能楽/写真/その他)を選択していただき、学級の課題や事業に期待することをヒアリングし内容を決めていきます。
今年度は
大野城市/久留米市/田川市/宗像市/糟屋郡/北九州市
計9校での実施が決定し、すでに5校の学校で授業を行っています。すでに実施した5校の取り組みについて下記にまとめています。
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- プロのアーティストを派遣(特別支援学校、特別支援学級向け)
✔︎絵画
粘土、絵の具等の画材を使って好きなものを表現する活動
学校からの希望
・言語化が苦手な児童の自己表現の場にしたい
・絵画の苦手意識を持ち、作品の掲示を嫌がる児童に自信を持たせ、自己肯定感を向上させたい
・プロのアーティストの指導方法を教員が学ぶことで子どもたちを伸ばしたい。




✔︎音楽
アフリカの打楽器を使ったワーク
学校からの希望
・自己表現の向上
・プロのアーティストとの出会によりあらなた自分を見出し、自己表現の向上
・ワクワクする体験の機会を作る




✔︎ダンス
円でのワーク、音に合わせて動く、かいじゅうダンス(振り付けダンス)等
学校からの希望
・失敗や間違えを極端に嫌がる、恐れているため、その殻が破ることができる




- プロのアーティストと障がいのあるアーティストを派遣(主に普通学級向け)
✔︎ダンス
円になってワーク、全身であっち向いてホイ、アートポーズリレー等
学校からの希望
・福祉学習の一環として障がいを持った方との交流
・子どもたちが周りの人と関わって、自己表現ができるように




もう一校に関しましては別記事にあげていますので、こちらも読んでみてください。
アウトリーチ(芸術家派遣)事業を開催しました。
アウトリーチは来年も引き続き実施し、引き続き学びと交流の場を作り続けていきたいと思います。皆様とご一緒できることを心待ちにしております。